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伊坂幸太郎著『ゴールデンスランバー』を読む [本]


ゴールデンスランバー

大寒も過ぎて底冷えする冬ど真ん中、絵を描かねば!と週末や仕事後は家に籠りつつ思いっきり家で冬眠モード、ヌクヌクしてカモミール茶なぞ啜りながら、ついつい雑誌や本に逃避しておりますが(何時も?)。The Ginzaで直木賞候補として『私の男』と共にレコメンドされてた伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』、昨日購入してあっと言う間に一気読みしましたが、いや〜めちゃくちゃ面白かったです。『私の男』も迫力あったけど、こちらはまた違う面白さ。ミステリー畑出身の作家さんなのですね。ちょっと桐野夏生や宮部みゆきみたいな雰囲気もあり。粗筋は首相暗殺の濡れ衣を着せられた元宅配ドライバーの普通の男が、友人知人元カノ、そしてひょんな事から知り合った人々を巻き込みつつ巨大な陰謀から逃げ切る事が出来るのか?と言うお話。題名の『ゴールデンスランバー』はビートルズの『ABBY ROAD』のポール・マッカートニー作の曲で、主人公や彼を巡る人々が青春を思い出したり、重要な箇所で何回も効果的に使われています。これが桐野夏生や宮部みゆきと違う所かなぁ〜と思ったり。村上春樹やニック・ホーンビィー、ブレット・イーストン・エリスみたいに小説の中で音楽が使われるのって大好きです。『ABBY ROAD』実はちゃんと聞いた事が無かったのですが(なんせ一番好きなビートルズ・アルバムはwhite album笑)聞いてみようかな。登場人物がそれぞれにキャラが立ってて愉快でした。一番好きだったのは主人公の宅配便会社の先輩の「ロックだ!」って何時も言ってる岩崎さん。国が絡んでいると思われる陰謀の随所に監視社会が垣間見えたり、ワイド・ショーを初めとするマスコミが犯罪を作り上げる狂態も今っぽかったです。監視カメラとかはやはり「見る」事が商売に結びついてる私としては大変気になりますね。「見る」って行為は度が過ぎると犯罪にもなるし。凄いエンターテーメントでありながら色々考えさせられる本、大変お勧めです。


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桜庭一樹著『私の男』を読む [本]


私の男

ここ数年は芥川賞や直木賞受賞作家をそんなにフォローしていなかったのですが、直木賞受賞作家の桜庭一樹の『私の男』、装画がマルレーネ・デュマスだったのでジャケ買いしてみました。芥川賞の川上未映子の新刊『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』も並んで平積みされていて迷ったのですが(表紙の絵が鴻池朋子だし)最近は純文学系の本に現代美術作家の作品が多数使われてて楽しいですね。内容はかなりスキャンダラスでした。


先端で、さすわさされるわそらええわ

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惣領冬美『チェーザレ 4―破壊の創造者 (4)』、西原理恵子『サイバラ茸7』、山岸凉子『ヴィリ』、森見登美彦『有頂天家族』を読む [本]

11月は何だかとにかく忙しく(その分遊びも激しいですが笑)逃避活動として読書、読漫画の日々。ここ2週間程に読んでそれぞれに面白かった4冊、まとめてご紹介します。


チェーザレ 4―破壊の創造者 (4) (KCデラックス)

「本邦未訳『サチェルドーテ版チェーザレ・ボルジア伝』(イタリア語原書)を精査し惣領冬美が描く、華麗なるルネッサンス絵巻。歴史の闇に葬られた人類史上、最も美しき英雄、チェーザレ・ボルジアの真実が甦る。新鋭ダンテ学者・原基晶が監修。世界的に最も定評のあるサチェルドーテ版チェーザレ・ボルジア伝のイタリア語原書を翻訳し、精査を重ね生まれた全く新しい物語。」と説明にはありますが、チェーザレを巡ってレオナルド・ダ・ヴィンチ、クリストファー・コロンブス、ジョヴァンニ・デ・メディチ、マキャヴェッリ等歴史上有名な人物が出て来たり、フィレンツェのメディチ家所蔵のボッティチェリの『プリマヴェーラ』の逸話や、ミケランジェロの『最後の審判』が描かれる前のヴァティカン・システィーナ礼拝堂の想像復元図等アート的にも面白いです。絵も奇麗♪4巻ではチェーザレの美女の妹ルクレツィアが登場、今後の展開気になります。


サイバラ茸7

西原理恵子は愛読しておりますが、この『サイバラ茸7』では相変わらず飲む、打つ、買う(?)のサイバラ節炸裂、笑わせて頂きました。お母さんとのバーキンの逸話、かなり受けました。今年初めに亡くなった旦那様の鴨志田氏の逸話を読んでると何だかんだ言っても大好きだったのかなぁ〜とちょっとしみじみ。しかし丸善で一生懸命漫画コーナーで「サイバラ、サイバラ、、」と探したのですが見つからなくて、横の新書コーナーにやっと発見。漫画じゃないのかなぁ(笑)


ヴィリ (MFコミックス)

山岸凉子の怖〜いバレエ漫画。『テレプシコーラ』も愛読していますが、こちらはその番外編っぽい感じでしょうか。相変わらず一筆描きの様なサッパリした絵で容赦ないストーリー展開が素敵です。


有頂天家族

森見登美彦の新作やっと借りて読み始めましたが、相変わらずの京都が舞台で狸や天狗や人間が入り乱れての不思議ワールドが花開いた最初の部分、すでにかなり面白いです♪森見さんちょっと前にTRで偶然お見かけしましたが、奈良出身なのですね。奈良人が観たツイストした感情の京都と言う感じもあるのかな、と思ったり。


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『Super PHAT』展始まる&『サウスバウンド』(上)(下)を読む [本]


サウスバウンド 上 (1) (角川文庫 お 56-1)

秋がひたひたと忍び寄って来て、8月のとにかく生きてるだけで精一杯!と言う酷暑から解放され、心身共に正常(?)に戻って来たので夜な夜な絵なぞ描いております。今日12日からは一点出品してる『Super PHAT』展もNYにて始まります。出品作家の友人が何人か渡米中で会場写真撮って来て貰う予定ですので、後日会場風景アップします。9月29日まで開催なので、この時期NY行かれる方観てみて下さいまし〜。そう言えば昨日は9.11から6年目でしたね。あれはいったい何だったのか(まだ終わってないその後の戦争の事も含め)またしても色々考えちゃう秋の夜長、奥田英朗著『サウスバウンド』を文庫で読みました。

追記:ソネブロさんのkatsuraさんの記事でリンクして頂きました。是非飛んで見て下さい!

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森見登美彦「太陽の塔」、中島美代子「らもー中島らもとの35年」、綿矢りさ「夢を与える」、宮部みゆき「楽園」、パトリシア・コーンウェル「捜査官ガラーノ」を読む [本]

昨夜はちょっと暑さが緩みましたが、昼は灼熱地獄でしたね〜。都内でも37℃とは!レッサーバンダも熱中症で死んじゃったし、、。尋常じゃありませんね。今日から向こう一週間また暑いと聞きました。いやはや。皆様もお気をつけて!絵を描く部屋にクーラーが付いていないのでまるで筆が進んでおりませんが、とうとうクーラーが付いてる寝室に絵を持ち込んで部屋がグシャグシャになって描きつつ、しょっちゅう読書やジムや睡眠やスイカやアイスに逃避する毎日、宿題を先送りにする子供の気分です。7〜8月は森見登美彦「太陽の塔」、中島美代子「らもー中島らもとの35年」、綿矢りさ「夢を与える」、宮部みゆき「楽園」(上)、パトリシア・コーンウェル「捜査官ガラーノ」を読みました。

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『フロイトの弟子と旅する長椅子』、『ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2』、展覧会他 [本]


フロイトの弟子と旅する長椅子

横浜通いに拘束されていたこの2ヶ月間から解放された反動から、この一週間は散々本を読んだり展覧会に行ったりしておりました。『フロイトの弟子と旅する長椅子』と『ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2』は本の虫の友人から借りた2冊ですがどちらも面白かったです。

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『グレート・ギャッツビー』『寄想の系譜』『進化しすぎた脳』を読む [本]

この2週間は大体、職場、東海道線、BankARTのスタジオ、帰途、家のどれかにしか居なかったので特に面白い話題も無くブログ更新も滞りがち(苦笑)しかし通勤時間がかなり長いので色々本が読めました。


グレート・ギャツビー

村上春樹訳のスコット・フィッツジェラルド著の『グレート・ギャッツビー』、昔読んだ記憶はあるのですが、あらこんな話だったっけと言う印象です。訳が独特なのかな。でも面白くて一気に読みました。NYの夏のむせ返る様な、ワクワクする様な、物悲しい様な、刹那な感じを思い出させました。青春の一瞬の煌めきと残酷さを切り取ったと言う感じ。何となくソフィア・コッポラの映画の印象にも似ている様な。村上春樹の後書きの、スコットと妻ゼルダの数奇な運命と作品がリンクしていると言う描写に、改めてドラマティックだな〜と思いつつ若干ゾっとしたりして。


奇想の系譜

2週間前に行った若冲展の後、同行の友に貸してもらった美術史研究家の辻惟雄著(京都相国寺の若冲展でも展示の監修に関わったそう)の『寄想の系譜』は現在半分程読書中。表紙が曾我蕭白の何とも珍妙な表情の『雲龍図襖』、浮世絵の基を作ったと言われる岩佐又兵衛のグロテスクな『山中常磐』から始まり、ひどくギクシャクとした妖気漂う梅の枝振りを描く狩野山雪に続いて、「幻想の博物史」と言うタイトルで若冲の事は30ページ程ですがこれを読んで『動植彩絵』や『鹿苑寺書院襖絵』を思い起こすと、面白さもまたひとしお。アンリ・ルソー等の素朴派に若冲を例えている下りには成る程〜と思いました。若冲好きの方は読んでいる方も多いでしょうが、これから京都展行く未読の方、お勧めです。

追記:25日に石峯寺の若冲の五百羅漢の石仏が何者かによって30体倒され5体破壊されたみたいですね。酷い〜、、。「若冲の羅漢」無残 伏見・石峰寺 30体倒され
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070525-00000004-kyt-l26


進化しすぎた脳

こちらも友人から頂いた薬学博士の池谷佑二著の『進化しすぎた脳』は読了寸前ですが、面白い!どうやって人間は色を感じるのか、物を視ると言う事、心とは記憶とはどういう仕組みなのか、アルツハイマー病はどうして起こるのか等々、、面白い話題が満載でした。脳の事はまだまだ分からない事だらけの様ですが、絵を描いていて直感的に感じていた事(人によって同じ色でもそれぞれ違って見えてるんじゃないかとか)が、化学的に証明されていたりして納得する所が多々ありました。自分の事だって分からない事だらけですね。


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高橋靖子著『私に拍手!Yacco!! Pati Pati Pati Pati』を読む [本]

先週末展覧会開催にどうにかこうにかこぎ着け、画廊が休みのこの月曜日、やっとのびのびと本屋に行く余裕が出来たので、日本橋高島屋の前でず〜っと改築していて3月初めにリニューアル・オープンした丸善に直行!(展覧会前のこの一ヶ月、涙を飲んで素通りでした)購入したのは高橋靖子の「私に拍手!」と森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」、ついでにBLUTUSの「西洋美術を100%楽しむ方法」も。

高橋靖子ことYaccoさんはご存知の方も居るでしょうが、70年代ロンドンでの山本寛斎のショーの成功に助力したり、ジギー・スターダスト期のデヴィッド・ボウイの衣装を担当、鋤田正義氏によるデヴィッド・ボウイやT・レックスの撮影をアレンジしたことでも知られる日本を代表するスタイリストさんです。昨年ローリング・ストーンズが来日公演した時、EMIのオフィシャル・サイトに、ストーンズのファッションの変遷の写真と共に彼女のファッション・チェック・コメントが載っていて、「面白い人だなぁ〜」と思ったのが彼女を知ったきっかけ。彼女のブログで2006年出版の「表参道のヤッコさん」を知り、読んでファンになりました。

表参道のヤッコさん


わたしに拍手!―Yacco!! Pati Pati Pati Pati

数日前に旧知の知人から「出版のお知らせ」とメールが。何気なく見てみると何とそれはYaccoさんの新刊「私に拍手!」出版のお知らせ。偶然にも知人の親戚だったと言う(笑)不思議な偶然があるものだなぁと思いました。そしてさらによく見ると表紙の写真が私も入手したいなぁ〜と思ってる細江英公の『たかちゃんとぼく』。昨夜一気読みしたのですが、いきなり森茉莉やアラーキー、ストーンズやディヴィッド・ボウイ、イギー・ポップにオノ・ヨーコと私的には垂涎のエピソードてんこ盛りでした。そんな華やかなエピソードの合間に挟まれる、養父母と生父母のお話や介護の話、離婚や息子さん、隣人や大家さん達との交流等、しみじみと愛や悲しみが溢れるエピソードも興味深かったです。Yaccoさん、トークショーを原宿KDDIデザイニングスタジオでほぼ毎月やっているそうで、3月のお相手はリリー・フランキーだったそう。(本の帯がリリーさんです)4月は高橋幸広らしいです。好きな事って繋がって行くものですね〜。


夜は短し歩けよ乙女

森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」はまだ未読ですが、BLUTUSの「西洋美術を100%楽しむ方法」は東京国立博物館で開催中の特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ −天才の実像」に飛んで行きたくなりました!
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今日4月4日(水)から4月8日(日)迄、参加しています「アニマル・小物(ハンドメイド)・ポストカード展/手づくりアート市 in 中板橋」展後半開催中です。お時間ある方は、遅めの葉桜のお花見がてら是非宜しくお願いします。


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多和田葉子「アメリカ 非道の大陸」を年賀状制作しつつチック・コリアX上原ひろみを聴きながら読む [本]


アメリカ―非道の大陸

一昨日仕事納め、昨日はパリのフランス人に嫁いだ大学時代の友人家族を囲んでご飯を食べて、やっとの事で今頃年賀状作成に着手(苦笑)プリンターでせっせ出力しつつ、ベルリン在住の作家多和田葉子の最新作「アメリカ 非道の大陸」を読みました。ユリイカに連載されたものに一遍書き下ろしを加えた物との事。個々のエピソードを見ていると、アメリカに学術研究の様な目的で短期滞在したのかな、と言う感じ。旅行記だけど、もう少し一つ一つの場所に留まっていて、人々との短い交流の印象が描かれています。彼女は80年代からドイツ在住だそうですが、ヨーロッパに住んでいる異邦人から観た奇妙なアメリカ観言う感じが、日本在住の人ともヨーロッパ人ともまた違う視点で面白かったです。空港の入国審査カードや入国時のエピソードでの、あの疑い深い入国審査官との気まずいやりとりや、郊外の巨大スーパーマーケットの駐車場の殺伐とした感じ、ネィティブ・アメリカンと言う言葉に関する違和感等頷きました。昨日会った、フランスに15年近く住んでいる友人や、今年初めてNYに行った友人等がアメリカに対して感じている奇妙さにも通じる様な。

今ラジオからチック・コリアと上原ひろみのライブの模様が流れてますが、やっぱ良いですね〜。全部即興とは!昨年のフジで生ひろみ観て衝撃でした。年末の矢野顕子とのライブも観たかったけど4分でチケット即完だったみたいで涙を飲みました。

今日が帰省ラッシュがピークみたいですね。私も明日帰省するのでこれが今年最後の更新になるかなぁ。7月から始めたこの拙ブログ、コメントやnice!を付けて下さったり、黙って読んで下さる方々を励みに、こんなに続けられたのが自分でも意外な程楽しく出来ました。来年も宜しくお願いします♪良い年末年始をお過ごし下さいね!


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ポール・オースター編「National Story Project」を読む [本]


ナショナル・ストーリー・プロジェクト

今年後半あんまり本を読んでなかったなぁ〜とふと入った本屋で、ポール・オースター編『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』を見つけ、「500ページ以上あるし、年末年始にゆっくり読むかな♪」なんて思いで買って読み始めたらもうめちゃくちゃ笑って泣けて、結局J-WAVEの菊地さんの番組聴きながら朝5時迄かかって全部読破(苦笑)あららら、、でも翌日不思議と清々しい気分で仕事にも支障無く過ごしました。

1999年5月、NRPラジオにインタヴュー出演したポール・オースターが、その番組のホストにレギュラー出演して物語を語ってくれないかと言われたのが発端らしいです。帰宅して躊躇していた彼は妻にその話をした所「あなたが語るのではなく、リスナーに話を送って貰えば良いのよ」と言う提案が。そしてその後約1年間、四千通以上ものアメリカの普通の人々の事実を語った短い物語が彼の番組に殺到する事になり、この本はポール・オースターがその中から最良だと思った179の物語から編まれています。「事実は小説より奇なり」とは良く言った物で、奇跡的な偶然や予知夢、滑稽な出来事、家族、愛、死、動物、戦争、瞑想等のそれぞれの庶民のとっておきの物語は、生々しくも愛やアイロニーや可愛らしさやファニーさや悲しさに満ちていて、プロの小説家が書いた文章とは又違った迫力と感動がありました。ポール・オースター自身の小説にも通じる様な不思議なマジックもあり。そして、アメリカではこの本が2001年9.11の数日後に偶然出版されたと言う不思議。こう言う文章を読むとマスコミで日々見たり読んだりする話って言うのは、リアルな世界のリアルな人々の想いをほんの少ししか伝えていないのだな、と感じます。NYの街の昔の描写とかかなりぐっと来ました。(今も建物や道が同じだったりするので)「ニューヨークの迷い犬」「クリス」「思い出す営み」「わがあやまち」「二人部屋、一泊1380ドル也」「怪我の光明」「雪」「彼は私と同じ年だった」「お二人席」「数学的媚薬」「夢判断」「石塀」「アナ・メイ」「アリゾナ州プレスコットのホームレス」なんかが凄く良かったです。私もこのプロジェクト知ってたら送りたかったくらい、、。日本でもやったらきっと面白いと思うな。


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