SSブログ

『Go! 60』仲井戸”CHABO"麗市 with 早川岳晴@SHIBUYA-AXを観る [音楽]

Umezu.jpgYoking.jpg


大雨だった先週の10月9日土曜日、SHIBUYA-AXで仲井戸麗市ことチャボの還暦バースディライブ、『Go! 60』仲井戸”CHABO"麗市 with 早川岳晴に行って来ました。このライブの券の発売当日は7月末、苗場でフジロック二日目。その日から苗場行ってた私の代わりに、青山ロックンロールショウもご一緒した25年来のRC時代からの大のチャボファンの友がローソンの発券機の発売時間前から並んで取ってくれた貴重なチケット。指定席だったので雨の中長蛇の列に並ぶのもちょっと、、と思い開演直前迄関係者入り口側で列が途切れるギリギリ迄待っていたのですが、何と忌野一家ご一同とチャボの奥さんのおおくぼひさこさんが入場されるのを間近に目撃!ちょっとミーハー魂が揺れました♪

因にこの日記かなり長尺です!

私たちの席は2階席舞台向かって右手だったのですが、何と斜め後ろに先ほど見かけた忌野御一家とひさこさんがずらり。流石にガン見する訳には行きませんでしたが、ちょっと嬉しい♪初めて娘さんのモモちゃん拝見しましたが可愛い。前来た時AXは立ち見でしたが、この日は二階のみならず一階も席が入っていました。会場はチケット即完しただけあって満席で凄い熱気。

着席してスクリーンに今年の2月から始まった『Go!60』ツアーの今迄の59公演全国各地の写真がチャールス・ミンガス(だったと思う)の曲に合わせて次々と映し出されて盛り上がった所でライブが始まりましたが、まずチャボが一人で出て来て『Born in 新宿』を弾き語り。その後ベーシストの早川岳晴も登場して二人のライブが始まります。『ギブソン』『Blue Moon』とやった後に初日の北海道が大雪で飛行機が欠航、列車で長時間かけて行った話等。

のんびりとした『ホーボーへ』の後はハードな『アメリカンフットボール』。この曲麗蘭のファーストに入ってる曲だそうですがかっこ良かった♪『Heaven』と言うサイケデリックな感じの曲は、ギターを自作してくれるチャボファンの方に早川さんも作って貰ったと言う不思議な形のベースで演奏(ちょっとシタールみたいな感じ)。最初のソロアルバム『仲井戸麗市 BOOK』からの『BGM』の後のMCではベースの早川さんがとある舞台の奈落に誤って落ちてしまい(2階半分くらい落ちたとか!?)あばらや鎖骨を骨折したのにも関わらず3週間程でツアーに復帰した話等(そんな短期間に完全に骨がくっついたとは思えませんが、、きっと痛かった事でしょう。本当にお大事に)。その後は早川さんの持ち曲『Ethology』(「動物行動学」と言う意味だそう)に合わせてチャボが『読書する男』と言う詩をポエトリー・リーディングすると言う一幕も。何か文学青年がそのまま大人になったと言う感じだな〜。

『Lulluby』を歌った後は「暗いのばっかりで肩凝っちゃったから、、」とアゲアゲの『Dancing in the Street』をミラーボールもキラキラ周りながら演奏。これってマーサ&ザ・バンデラスのカバーとの事ですが、昔ミック・ジャガーとディヴィッド・ボウイもやってましたよね。

「全国各地を廻っててRCファンの当時高校生だった、多分今40歳くらいになった人達がたくさん観に来てくれてて、やはりRCの曲や清志郎の事についての話が何かあるんじゃないかと期待してるのが分かったし、」と言う様なMCの後、清志郎最後のソロ『夢助』で共作した『毎日はブランニューデイ』『激しい雨』とやった後『君が僕を知ってる』を。これはほとんど観客が歌ってました。ここら辺りはもう涙無しでは観れませんでした!(周りも皆泣いてた)この後清志郎がこの曲を歌う前に必ず言っていた「この曲は日本が産んだリズム&ブルース、ミディアムテンポの名曲です。俺もそう思います。」と言ってくれて天を指差して、もう、、たまりませんでした〜。また清志郎はキィが高いのでオリジナルのDをAに下げて練習したと。そして「わかっていてれる〜」の「かって」が「Gatta」にかかってるんだと言うのもチャボのMCで初めて分かりました。しかしここら辺りで号泣Xすきっ腹&空調がイマイチと言うのもあったのかちょっと気持ち悪くなってしまいました。なんせこのライブ、4時間もインターミッション無しで続いたのですから、、。還暦とは思えないタフさ。その後は清志郎の事を歌った『夏の口笛』、そして『My R&R』で一旦終了。

アンコールでは赤い”The 還暦"Tシャツに着替えたチャボが『ティーンエイジャー』(懐かしい♪)を一人で弾き語り。そして早川さんを呼び込んだ所でサプライズのバースデー・ケーキと共に、BOOMの宮沢和史、元フライングキッズの浜崎貴司、寺岡呼人、ベーシストの吉田健(ドラマーと最初書いてしまいご指摘受けました。失礼しました!)、そして清志郎の息子さんのタッペイ君(清志郎の若い時にそっくり!)、そして土屋公平、色んな方が舞台に登場して赤い薔薇をプレゼントして『Happy Birthday』の大合唱。その後は『My Way』をシド・ヴィシャスっぽいパンクバージョンで歌詞は日本語オリジナルで。その後はお約束の『雨上がりの夜空に』。会場中やはり凄い盛り上がりで総立ち。この曲、RC、清志郎ファンとして、この何十年近くそれこそ耳にタコが出来るくらい何十回、何百回も聴いて来ましたが、ぐるっと巡って今更ですがやはり本当に名曲だなぁ〜と思います。チャボは「『君が僕を知ってる』の間奏と『雨上がりの夜空に』のイントロはRCに俺が貢献出来た事で自慢出来る事だと思う」と言ってましたが、ファンからするともっともっとあるよ〜!と思いますが、本当に謙虚な方だなぁとまた感動。その後はグレートフル・デッドのアンディ・ガルシアが亡くなった事にインスパイアされて作ったと言う『ガルシアの風』そして『ホーボーズ・ララバイ』でアンコール終了。最後はサッチモの『What a Wonderful World』が流れて、、と実に濃い4時間でした。ロビーに出た時はビートルズの『Rock'n Roll Music』(この日10月9日はジョン・レノンのお誕生日でもありますね)そして『All You Need is Love』(高校生の頃、現CCレモンホール旧渋谷公会堂で、RCのコンサート始まる前に流れてたのもこの曲でした。)、、と流れていました。マスカラ完全に落ちまくりでした。

本当に凄いライブを観させて頂きました。ずっと真剣に音楽やってる人の凄みがありました。友達は「チャボギター上手くなった!」と言ってました。私は正直音楽は素人なので上手いとか下手ってあんまり良く分からないのですが、とにかく心に迫るライブでした。これからもずっとお元気で、もっと素晴らしい音楽聴かせて欲しいです。因みに2階席から舞台前でチャボを撮影している写真家の有賀幹夫さんのお姿も垣間見えました。何時かどこかで発表されるのを心待ちにしております♪10月21日から名古屋パルコで清志郎の写真展も始まりますね。

この2日後、千葉の船橋のと言うライブハウスで開催された『タイマーズ・トリビュート・ライブ』も観に行きました。また後日書こうと思いますが、こちらも最高でした♪改めて聴いて清志郎、、じゃ無くてゼリーの最高に猥雑ながら今にも通じる歌詞の鋭さにドキッと来ました。片山広明さんとボビーも出ていました。金子マリさんの息子のRISEのkenkenも。
nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 1

kurohani

rebeccaさん
nice!ありがとうございました♪
by kurohani (2010-10-16 01:57) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。